2009/01/08

Memories

なつかしいビデオを発見しました。
今の現役は生まれてないかな?
私が当時16歳でした。前年のアメリカでの初世界選手権(1985)では、ほとんどビリ状態でとても悔しい思いをし、その翌年のオーストラリアでの世界選手権(ロード)の映像です。一年練習し、少し実力をあげ順位を中間まで上げた大会です。

1986 World Speed Rollerskating mens 300m TT








この映像は300mの優勝者です。当時の私には、身長2メートル近くの選手がこれだけ速く走るのを見て、その迫力にびっくりしました。
(この年は、日本から2名の派遣。男子が私と女子が脇選手でした。)


1989 Worlds Mens 500m final








1989年、ニュージーランドでの世界選手権の映像ですね。少し、各国の選手に顔を覚えられたころですね。
このリンクはとてもバンクがきつく、バンクでの練習をほとんどしてない日本選手には、Difficultとしか言いようのないリンクでした。大会中2回転倒し右肩を脱臼した記憶が・・・

1989 Roller Speed Worlds Mens 1500m








この1500mファイナルレースは、いろいろな意味で私の岐路になったレースです。
私はセミファイナルまで駒を進め、あと一歩で映像の中だったかも??
セミファイナルでは、私がラスト1周でアタックをかけ優勝候補であったイタリアの選手ともつれる展開になり、バトルしてる間に“す~う”っとアメリカの選手が抜けて行ったレースでした。
ゴール後にアメリカチームが私に寄ってきて、「ナイスアタック」と話しかけてきた思い出がありますが、喜んで良いのか悪いのか、決勝に進めず悔しかった思い出いが残ってます。あと、イタリアチームには恨まれましたが、結果イタリアに留学する道が開けたレースでもありました。

2009/01/07

Info(Kumagaya)

1月度の熊谷スポーツ文化公園第二多目的広場(ローラースケート場)の団体予約状況が発表されました。

Japan Anti-Doping Agency

日本ローラースポーツ連盟もドーピング検査が?

どのスポーツでもローカルなスポーツ大会では、ドーピングについてあまり気を使ってないのが日本のスポーツだと思います。しかし、国際大会に出場する場合は、かなり気を使うのがこのドーピングです。
私も、何度か世界選手権でドーピング検査を受けました。国際大会では各レースの上位選手と抜き打ちに数名検査を受けます。レース直後の尿検査は大変でした。

栄養ドリンクや常備薬なども結構怖いんですよ。

アンチ・ドーピングとは?

ドーピングを禁止する理由は、大きく分けて以下の4つがあげられます。

(1) 選手自身の健康を害する

ドーピングは薬を使用する方法が一般的ですが、競技能力を高めるために使用される量と頻度は、病気や怪我の治療のために使用されるものとは比べものにならないほど危険だと言われています。本来の想定外の量と頻度で薬を使用することは体を壊してしまう危険性があるためにドーピングは禁止されています。

(2) 不誠実(アンフェア)

スポーツ界はドーピングに対してはっきりと反対の姿勢を示していますので、大会に参加するにはドーピング禁止規程を守ることが条件です。スポーツ界の参加資格としてみんなが守っている禁止規程を自分だけ密かに守らないで有利になろうとすることは非常に不誠実です。

(3) 社会悪

特に一流の選手には青少年に対する役割モデルが期待されています。選手が薬を使って一流になっているとなれば、必ずそれを真似する青少年が出てきます。選手が薬まみれにならなければスポーツが成り立たないのであれば、スポーツ文化は間違いなく世間から葬り去られます。

(4) スポーツ固有の価値を損ねる

スポーツは、スポーツを「する」「見る」「支える」「知る」といった様々な関わりを通じて、「倫理観、フェアプレー、誠意、健康、優れた競技能力、人格と教育、喜びと楽しみ、チームワーク、献身と真摯な取組み、規則・法規への敬意、自他への敬意、勇敢さ、共同体・連帯意識」というものを我々に培わせてくれます。さらに、スポーツは、我々の日々の生活に潤いと活力を与え、人生をより豊かなものにもしてくれます。
このようにスポーツは、世界中の人々にとって非常に貴重で、普遍の文化財産なのです。
そのため、いくら世界記録を出したり、良い成績を残したとしても、ドーピングに手を染めた競技者は、人類の大事なスポーツの存在意義を否定したということで絶対に認められません。


ドーピングは、健康への害、不誠実、社会悪といった「悪」につながるだけでなく、スポーツの価値や意味そのものを「否定」してしまうからこそ禁止されており、ドーピングから『スポーツを守る』という意識こそがアンチ・ドーピング活動の根幹だと考えています。

2009/01/06

Competition landscape(Watarase Marathon2009)

































Picture:asako

Watarase Marathon2009(Competition )



2009年1月4日(日)に第16回全国選抜ローラースケートマラソン兼:全国ローラースケートロードレース大会’2009が渡良瀬遊水池谷中湖周回道路で開催されました。
Blizzardからも、男子フルマラソンにhideaki,kenta,kengoが出場。小学生レースにisa,yuuri.aoi,uraraがエントリーし晴天の中、快走をしてました。今回の大会は、お正月早々の大会になりましたので、全体のエントリー数は少なかっように見えましたがTop選手は、勢ぞろいし、いつもの緊張感のあるレースになりました。

【成績】
■男子フルマラソン(42.195キロレース)
1位 山本 伸貴(PSJ) 1時間18分34秒520
2位 喜多 秀明(ブリザード)1時間18分34秒756 
3位 戸取 大樹(MWJ)1時間18分34秒970
10位 川畑 拳吾(ブリザード)1時間18分43秒467
17位 喜多 健太(ブリザード)1時間18分57秒606

男子フルマラソンは、去年のレースに比べれば、あまり動きがないレース展開で集団のまま最後のスパート勝負という展開でした。
結果は、やはり秀明と山本選手(PSJ)とのラストスパート勝負でしたが、山本選手のほうが一歩抜け出し優勝しました。ストレート勝負は本当に強いですね。「おめでとう。」3位の戸取選手(MWJ)も1・2位にしっかりくらいつき、勝負圏内でのゴールでした。上位は、ベテラン勢でしたが、5~10位までが若手(ジュニアを含む)の有力メンバーがしっかりくらいつき、その中でも小松佑(豊中ランナーズ)選手が5位でゴールしたのにはレベルアップを感じ来シーズンの大会が楽しみですね。
拳吾はレース中盤で先頭に出たり、集団でも前方位置をキープしたり積極的にレースをする姿勢が感じられ一歩一歩ですが成長を感じるレース内容でした。次の目標は“自分で積極的なレースができるようになる事”ですね。「がんばれ。」
健太“来年も完走”だぞ?

■小学生高学年(5キロレース)
4位 yuuri 10分17秒253
5位 arisa 10分17秒316 

小学生高学年レースは、arisaのスタートダッシュがよかったですね。レース的には、是津選手(豊中ランナーズ)が中盤にアタックし成功。その後、独走のようでしたが、スケーティングを見るかぎり、はやくも小学生のスケーティングから大人のスケーティングに変化し体重移動もしっかりできてたのには関心しました。(昔の奥村選手を見ているようでした。)2・3位の選手は、是津選手のアタックに反応したようでしたがarisa,yuuriともに、このアタックに遅れてしまった感じですね。しかし、4位集団の中でのラストスパートではarisaとyuuriのスパート合戦は見ごたえがありました。
今後は、どのようなアタックにも必ず反応する(できるよう)練習をしていきましょう。

■小学生低学年(5キロレース)
2位 aoi 10分39秒056
5位 urara 14分03秒700 

aoiは、この一年ですごく力強いスケーティングになりましたね。今回のレースでは、低学年1位の選手が高学年の集団に付いていったので結果は2位でしたが、ロングスパートでも最後まで集中力を持ち集団のトップでゴールをしてました。aoiはクラブ練習以外でも多くの練習をしてきた事が結果として現れてきましたね。次回のレースから高学年ですが、その勢いのまま高学年の中でも良い結果を出して行きましょう。


開会式


男子フルマラソン(42.195キロ) スタートの様子


先頭から山本選手、須賀選手、喜多秀明


先頭 喜多秀明


先頭 喜多健太


小学生高学年・低学年レース(5キロ) スタートの様子 先頭arisa






4位集団のラストスパート


低学年の2位集団のラストスパート


小学生高学年で優勝した是津選手(豊中ランナーズ)


皆様お疲れ様でした。これからお正月ですね。来年のマラソンは1月10日のようです。