ローラーホッケー出身の国際オリンピック委員会(IOC)のフアン・アントニオ・サマランチ前会長が21日死去しました。
心よりご冥福をお祈りいたします。
マドリード 21日 ロイター] 国際オリンピック委員会(IOC)のフアン・アントニオ・サマランチ前会長が21日、心臓疾患のため入院していたマドリード市内の病院で死去した。89歳だった。医師は死因について、心臓および呼吸機能の不全と説明している。
訃報を受け、IOCのジャック・ロゲ会長は「五輪に生涯を捧げた偉大な人物だった。関係者の心痛は言葉に表しがたい」とのコメントを寄せた。
1920年生まれのサマランチ氏は、スペインのローラースケートチームを世界大会優勝へと導いた後、1966年にフランコ独裁政権下でスポーツ官僚に転身。同じ年にIOCの一員となった。
フランコの死後、ソ連大使に任命されたサマランチ氏は、その時に築いた人脈を背景に、1980年にキラニン卿の後継者としてIOCの会長に就任。2001年にロゲ氏に会長職を譲るまでの21年間、IOCのトップに君臨した。
サマランチ氏の遺体は市内の教会に安置され、市民が最後の別れを告げた後、葬儀場へ運ばれる。
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