こんにちは、川畑です。
毎度のことながら、久しぶりの投稿になってしまいました。
まずは謝罪から。先月は無断で練習を休んでしまい申し訳ありませんでした。
みんなに心配と迷惑をかけてしまいました。
失った信頼を取り戻すため、今まで以上に頑張っていきたいと思います。
みんなにとって何のためになるか分かりませんが、その休んでいた2週間で何を考えていたか書きたいと思います。
一言でまとめると、「やめようと思ったけどとりあえず続けてみる」って感じです笑
大学生になってから、練習時間が1日1~2時間という少ない時間の中で、結果を出すために様々な工夫をしてきました。
こういう中でも、昨シーズンは全日本2位,世界選9位(1000m)、アジア選4位(1000m)、ユニバプレ大会2位(リレー)と国際大会でも良い成績を収める事が出来ました。でも、自分の中では1日数時間だけの練習で、やりきったと言えるだけの努力をしていないから、良い成績を勝ち取ったという気分にならなかったし、負けたという悔しさもありませんでした。
3年くらい前から、がむしゃらになれなくなった自分がいて、夢中になって努力をすることが出来なくなりました。
過程の部分で充実感や満足感を感じなくなったので、どんな結果でも達成感は感じなくなりました。
努力をするモチベーションも低くなり、スケートに対する情熱も感じなくなってきました。
1日数時間程度の練習しかしていない自分を常に応援してサポートしてくれる人を裏切っているような気がして、罪悪感を抱いています。
先輩との合宿や、韓国選手との練習もみてきて、今の自分の練習と比較すると、練習量があまりにも足りないし、今後何かを変えようという気持ちも強く感じられなくなってきました。
そうしたことから、自分は選手を続ける資格があるのか?
1日数時間程度の練習なら趣味でやるレベルだし、わざわざ選手を続ける必要はないのではないか?と自問自答するようになりました。
また、来年には就職活動が始まります。
1年後には就職場所を決めて、この1年で社会に出るための準備をしなければならないのに、今までの自分を振り返ってみると、「運動」しかやってきていませんでした。運動をしてきて社会的に評価される事はあるかもしれませんが、運動をしてきただけで就職がうまくいくとも考えられなかったので、「今」しかできないような、経験や失敗をしてみたいという気持ちもあります。
また,スケート選手としてはある程度の成功を収めたと思いますが、他の分野でも通用するのか挑戦してみたい気持ちもあります。
スケートを通して困難を乗り越える方法や、現状を分析して自分がどうすれば勝てるかという方法などを学べたので、それがもっと厳しい競争社会の中でも自分は通用するのか挑戦してみたいという気持ちもあります。
就活1年前にして、スケートを通して社会的に何を学んできたのかなと考えるようになりました。
スポーツという偏った世界で、しかもスケートという競技だけで社会を学んだことにはならないと思いました。また、長年やってきたこともあって、スケートの世界は自分にとって意心地の良い場所であり、楽な場所でもあります。
意心地の良い場所で甘え続けていると、新しい世界に挑戦したり、他の世界を見ようとする意欲がなくなって、自分の見る世界の視野というものがどんどん狭くなっていくと感じました。
もっと他のスポーツの世界を知る必要があるし、スポーツじゃない世界も見てこそ、自分がスケートを通して学んできた社会性というものがはじめて分かるのではないのかと思っています。
こんなことをいっぱい考えて、スケートを辞めて他の道に進もうと考えていました。
しかし、長年お世話になったチームを逃げるようにして辞めるのは筋が通っていないし、チームの引き継ぎという点でまだ自分にはやり残した事があるので、この仕事に関してはしっかりとやりきってから辞めたいと思います。
現状は何も解決していませんが、監督と秀明先輩から沢山のアドバイスを頂き、まずは練習を続けてみて、選手としてどうしていきたいのか、自分の気持ちをもっと整理して選手としてどこでけじめをつけるのか決めてから辞めたいと思います。
①選手としてどこで区切りをつけるのか
②チームのキャプテンとしてどうしていくのか
③社会人になるための準備として何をすればいいのか
この3つのことをこれから考えて行動していけたらと思います.
これからもよろしくお願いします!
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