2016/12/15

羽生選手から学ぶ体力の考え方

こんにちは、川畑です。

先日羽生選手が史上初となるGPファイナル4連覇を達成しました。
今回は、「羽生選手から学ぶ体力についての考え方」について書いていきたいと思います。

羽生選手の印象的なシーンとして、フリーの演技が終わった後に倒れこむ姿が印象的だと思います。それだけフリーの演技というのは体力が必要な演技だと思います。しかし数年前、羽生選手は最後まで最高のパフォーマンスで演技をするだけの体力がありませんでした。

そこで、普通の人なら、体力が足りない!と走り込みや体力練習をすると思います。
しかし、羽生選手は,一つ一つの技を基礎から見直すことにしました。
一つ一つの演技に対して無駄な体力を使わないようにすることで、今の体力でも最後まで演技が出来るようになったそうです。
このような考え方が出来る事が、羽生選手の強さの秘密だと思っています。


また何年か前に高校ラグビーでは、進学校が少ない練習時間で超強豪校を倒したというニュースを見た事があります。
少ない練習時間で勝てた原因として、強豪校のように体力練習では勝てない事を自覚し、走るフォームから見直すことで最後まで走りきる事が出来るようになったということでした。


これは、スケートだけでなく、スポーツ全てに言える事だと思います。
体力が足りないと言うと、走り込みや根性が足りないと思うかもしれません。
もちろん走り込みや根性も大切な要因ですが、それよりも無駄なエネルギーを使ってしまっている可能性があると思います。

無駄な体力を使わないという練習に、基礎練習やフォーム練習があります。
走り込んで、体力をつける事だけが体力ではないという事を認識して、基礎練習やフォーム練習の大切さについてもっともっと周知してもらえれば幸いです。


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