ローラースピードスケートはインラインスケートを履いて、だれよりも速く走る競技です。 トップスピードは60キロ近くまで上り、目の前を通り過ぎる選手はまるで風のように通りすぎます。
2010/09/13
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先日、救急救命講習会に参加してきました。
私達は、インラインスピード競技というスポーツをしております。
普段の生活よりケガなどのリスクが高い事は、皆さんも感じてると思います。
私は、クラブを運営しているので、選手達が毎回練習や大会時に、小さなケガ(靴づれや、擦過傷、打撲など)をします。幸いにも、大きな事故の経験はありませんが、いつも、そのリスクについて考えさせられます。
そこで、私自身のスキルアップをしたく救急救命講習会に参加してきました。
実際、この研修で覚えた事は、使わずに済めば良いと思ってますが、事故が起こった時に少しでも役に立てればと考えてます。
もし、興味がある方は、最寄の消防署などで、聞いてみて下さい。
それと、多くの方々と練習をしたり、見てますと、ケガをしたときに薬やバンソウコウなどを持ってない方々を多く見かけます。
インラインスケートは、ケガが付きものなので、個人でそれなりの救急セットを持つ事をお勧めします。
救急法
救急法とは日常生活で起こる病気やけがや災害からまず自分自身を守り、急病人やけが人を救助し医師または救急隊員などに渡すまでの救命手当及び応急手当です。
あなたは目の前で大切な人が倒れたときに何をしてあげれますか。
救急法はあなたのまわりの大切な人を守る技術です。
救急法の必要性
突然の心停止は、多くの場合、心室細動という不整脈が原因です。。救命には除細動(電気ショック)が最も有効で、1分1秒の差が生死を分けることになります。
心停止から2分以内に除細動器を使えば75%以上が助かりますが、5分後なら40%、10分後では0%になり1分経過するごとに、生存率は7~10%ずつ下がっていきます。
また救急車の現場到着までの平均所要時間は7分前後。2004年に救急救命士による気管内挿管が出来るようになりましたが、あまり救命率が向上しないと言われるのは、現場到着までの「空白の7分間」を埋める市民の協力がないからです。
病院外で突然心臓が止まった人の命を確実に救うには、一般市民と救急隊、医師が「救命の連鎖」をつないでいかなければいけません。
救命の連鎖
救命の連鎖とは4つの輪で出来ています。
1.早期通報 2.早期CPR(心肺蘇生法) 3.早期除細動(AED) 4.早期ACLS(二次救命)の4つです。
この4つの輪のどれか1つでも十分に機能しない場合、救命率は大きく低下します。
早期通報
状況を楽観視せず、ためらわず119番へ通報しましょう。
早期CPR(心肺蘇生法)
適切で質の高いCPR(心肺蘇生法)を施しましょう。
早期除細動(AED)
AEDによる早期除細動を施しましょう。
早期ACLS(二次救命)
一刻もはやく医師による治療をうけさせましょう。
つまり多くの人が救急法の知る事により最初の3つの輪がより強固なものとなり、多くの命を救うことができます。
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