昨日、日本選手がワールドゲームスの会場に出発しました。
スピードからは篠塚 奈知 (2008世界大会10,000m7位)、アーティスティックからは西木 紳悟(2008世界大会フリー10位)、連盟役員は久我氏です。
ワールドゲームスは世界のトップ選手のみが出場できる大会です。日本選手がどこまで順位をあげられるか楽しみですね。
【会場】チャイニーズタイペイ(高雄市)
【期間】2009年7月16日~26日(11日間)
ワールドゲームスとは?
ワールドゲームスとは「第2のオリンピック」ともいわれ、国際的トップアスリートによる総合競技大会です。国際ワールドゲームズ協会(IWGA:International World Games Association)主催、国際オリンピック委員会(IOC)後援で4年に1度、夏季オリンピック競技大会の翌年に開催されます。
国際スポーツ団体総連合(GAISF:General Association of International Sports Federations)と国際ワールドゲームズ協会(IWGA)加盟競技の中で、オリンピック競技種目に採用されてない種目で、世界の4大陸40カ国以上に協会があり、かつ、3回以上の世界選手権等が行われていることが条件となります。また、ワールドゲームズ競技種目は、オリンピック競技種目との入れ換えも行われています。
ワールドゲームズ大会は、世界最高レベルという基準で各競技の国際スポーツ連盟(IF)によって選ばれた選手たちによって馴染みの深いスポーツから目新しいスポーツまで、約10日間にわたって熱戦が繰り広げられます。
大会の特徴は、巨額の費用を要するオリンピックとは異なり、既存の施設で開催できる競技種目のみで実施するため、低費用(秋田大会:約23億円)で実施できることです。
また、表彰式では金、銀、銅のメダル授与、国旗掲揚は行われますが、行き過ぎた国威発揚や勝利偏重主義は抑えられていることも特徴のひとつです。
大会の5つの特徴
競技種目は、オリンピック競技種目以外の種目で、世界4大陸40カ国以上に協会があり、かつ過去に3回以上の世界選手権などが行われていること、国際ワールドゲームズ協会(IWGA)加盟団体になることが基礎条件となります。
巨額の費用がかからないように、既存の設備のみで開催出来る種目だけを実施するため、驚くほど低費用(秋田大会は約22億円)で開催可能です。
参加選手は国ではなく、各競技種目の国際スポーツ連盟(IF)が世界最高レベルの選手を選び、その選手が所属する各国競技協会に派遣を要請します。
開会式、閉会式の入退場や宿舎を国別ではなく、競技別にしたり、大会期間中に全選手に参加を呼びかけるパーティーを開き、国際交流を促進します。
競技大会とは別に「スポーツ・フォー・オール」の普及を目的とした市民参加型スポーツイベントの他、コンサートや展示会なども実施される総合的文化イベントでもあります。
IWGA加盟競技団体
ワールドゲームズの中心となる競技には、公式競技と公開競技があります。公式競技としては、IWGAの構成会員である下記の国際スポーツ連盟(IF)に属する競技が候補となっています。また、公開競技はIWGAと大会組織委員会との協議によって決定されます。
IWGA加盟競技団体一覧
■合気道
■エアースポーツ
■アーチェリー
■ビリヤード
■ボディビルディング
■ブールスポーツ
■ボウリング
■カヌー
■キャスティングスポーツ
■登山
■ダンススポーツ
■フィストボール
■フライングディスク
■体操
■ハンドボール
■ホッケー
■柔術
■空手
■コーフボール
■ライフセービング
■ネットボール
■オリエンテーリング
■パワーリフティング
■ラケットボール
■ローラースポーツ
■ラグビー
■スカッシュ
■相撲
■サーフィン
■綱引き
■水中スポーツ
■水上スキー
(以上、2008年次総会終了時点32競技団体)
0 件のコメント:
コメントを投稿